ワシントン条約とはなんですか?ウミガメと他の動物にどんな影響を与えますか?
By jhjanicki on ,9 30th, 2016 in 環境意識, 環境保護, 研究, 野生動物の違法取引, コメントはまだありません

By Anton Crone, from Shades of Grey
ウミガメは、1975年に、ワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約=CITIES)に掲載されてはじめました。この条約に加盟している140カ国で国際間の取引が禁止されています。その時は、国際貿易のため毎年何十万匹のウミガメが殺されていました。
ウミガメまたは皮革の貿易(ヒメとアオ)、甲羅の貿易(タイマイとアオ)、亀の肉と背肉の貿易(アオ)に対する広い公共の関心がありましたせいで、早めにワシントン条約の附属書 IやII に掲載されて、1981年になりましたと、ウミガメ全種が附属書 Iに掲載されました。
それでも、国際的な保護にもかかわらず、国々(例えば、フランス、イタリア、日本)がウミガメ製品を備蓄したり、CITES禁止に対する例外として貿易したりしましたので、ウミガメの貿易は数年の間に増えていました。
ワシントン条約の影響でアオウミガメの国際貿易が多く減少しましたのに、違法な貿易が続いています。そして、ワシントン条約が国内使用を制限しないのでアオウミガメは多くの国でかなりの数で法的に獲られています。
第17回ワシントン条約締約国会議は、今(2016年9月24日から10月5日まで)南アフリカ南アフリカで開催されています。
ウミガメはもうワシントン条約の附属書 I に掲載されて保護されていますのに、他の動物の運命は、会議の結果によって決められます。例えば、ヨウム(附属書 II からIの移動すると提案されました)、八種類のセンザンコウ(附属書 IIからIの移動すると提案されました)などいろいろな動物がいます。
ヨウムは100年以上の間で多く獲られていましたので、ワシントン条約に掲載されるオウムの中で一番獲られている種類です。ヨウムは今ワシントン条約の附属書 IIに掲載され、IUCNレッドリストで危急と分類され、IUCNでは、「野生絶滅の高い危険性」がある種を危急種と定義している。
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