日本のアカウミガメの巣が保護されるべき理由
By jhjanicki on ,1 27th, 2017 in 環境意識, 環境保護, 研究, コメントはまだありません

イメージ: Cesar Landazabal
ある種類の生き物が広範囲にわたって生息している場合、その種に対する保護は、どの地域を優先して行われるべきなのでしょうか?いくつかの種にとっては、その種であるからといって、保護対象になるのが難しいことがあります。どの場所にどれほどの個体数が生息するかを基準に、保護対象は考えられるべきです。
海ガメはまさに、この種の生き物です。彼らはまた、個体人口や繁殖、形態によって種内でも違いが存在するような生き物です。つまり、人口動向や脅威による影響を考えた場合、個体数が非常に大切な要素となるのです。
世界にウミガメは7種存在し、そのうちの6種は絶滅の危機にあり(ヒラタウミガメはデータ不足です)、58個のグループとして生息しています。
調査によると、現状の海ガメ人口は世界中に広がっており、その個体グループと種族は危険な状態にあり、そのうちの一つが、北太平洋のアオウミガメだといいます。その巣は日本近海に集中しており、餌場は環太平洋にまで広がります。このカメたちは、メキシコや日本で誤って捕獲され、日本の海岸開発事業などにより、現在は絶滅の危機に瀕しています。
最も危険な状態にあるカメのグループは、そのグループに対する脅威や人口のリスクによって決定されます。
ウミガメに対しては、5つの危険が調査基準となります。
1)漁による誤獲(例えば、ほかの魚を追っている漁船に間違って捕獲されたりなど)
2)捕獲(卵の捕獲、食用として、その他カメ製品など)
3)沿岸開発
4)公害や病原体
5)気候変動
危険度は以下の基準が適応されます。
1)個体数の幅
2)現状の傾向
3)長期的な傾向
4)繁殖数の脆弱さ
5)遺伝的多様性
11もの群れが特に危機に瀕しているとされ、世界で最も絶滅が懸念されるウミガメであるとされています。これら11の群れのうち、5つがインド洋に生息し、4つはタイマイの群れです。
保護対象の優先順位は、絶滅の危機を脱することから、長期的なモニタリング調査や遺伝的多様性を保護する活動や、海の生物を守る持続可能な漁法を実現することまであります。
もし、アカウミガメの巣をビーチで見つけたら、どうか触れたりしないように気を付けてください。そして、画像をこちらへ送ってくださいね。
翻訳者:森 麻紀子
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